No. 229


By : 佐々木 遊太

Entrant’s location : 日本


本作は、作者が4年前に制作した人間向けのインタラクティブ作品を、猫向けにチューニングし、野良猫に体験してもらったアクティビティです。2017年、iOSアプリケーションとして実装・検証しました。 土台となる作品「ズームイン顔」は、カメラが人間の顔を認識すると、そこに向かってカーッ!!とズームインするインタラクティブな映像装置です。展示などを通し、様々な人に楽しんで頂くなかで、ある好奇心が生まれました。それは、「このおかしみを、動物と共有したらどうなるだろう」というものでした。つまり、コンピューターによるインタラクティブの射程を、人間から動物へと広げる発想です。 共有する相手には、生活と地続きで、もっとも野生に近い動物である野良猫を選びました。なぜなら、動物のなかでも野生に近い方が、対人間からは想像もつかない景色を見られると思ったからです。共有の場といえば、研究なら「学会」、作品制作なら「展覧会」などですが、本作は「野生」という場で共有したいと考えました。 結果として撮影できた野良猫のリアクションは、期待通りまるで見当のつかないもので、心踊りました。このおかしみや喜びを、さらにみんな(人間)と共有したいです。

What did you create?

I adjusted my past interactive installation "Zoom In Face" ( ) for stray cats, and let them experience it. The range of communication by digital information is expanded from humans to animals.

Why did you make it?

It appeared an interesting thing. Everyone was pleased. When I think about it carefully, it’s for human. I wanted to share it with not only humans but also wild neighbors.

How did you make it?

I replaced the human face pattern referenced in previous works with a cat face pattern generated by machine learning, and implemented as a smartphone application. It's A (Animal) CI, not an HCI.

Your entry’s specification

iOS Application:iPhone、H138mm・W67mm・D7mmMovie:4K、24fps、Apple ProRes 422HQ