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Digital Ice Core

Digital Ice Core

Cy Keener, Sam Holmberg, Dave Eldenburg, Justine Holzman

Category : GENERAL
By Cy Keener, Sam Holmberg, Dave Eldenburg, Justine Holzman (アメリカ合衆国)

Profile

Cy Keener, Sam Holmberg, Dave Eldenburg, Justine Holzman

サイ・キーナー(Cy Keener)は、環境センシングとキネティック彫刻を使用して自然界を記録および表現する、多分野にわたる(学際的な)アーティストです。 彼はメリーランド大学芸術学部の彫刻と新興技術の助教授です。 彼の作品には、海氷、風、雨、海の波など、さまざまな現象を視覚化するためのさまざまなデータをベースとしたインスタレーションが含まれています。 彼はスタンフォード大学で美術の修士号を、カリフォルニア大学バークレー校で建築の修士号を取得しました。

What did you create?

デジタルアイスコアは、ギャラリー視聴者を北極海の氷と接触できる新たなメディアアートプロジェクトです。電子機器や、データ、衛星通信を用いて、デジタルの光彫刻で、リモートフィールドサイトでアーティストが展開する電子機器をリンクします。視聴者はほぼリアルタイムで、空、氷、海の周囲の光を見ることができます。

2019年4月5日に、アラスカのUtqiagvik付近の複数年にわたる海氷上にCy Keenerにより、カスタムセンサーインスタレーションが設置されました。氷に直径5 cm、深さ2 mの穴を開け、氷に3.2 mの光と温度のセンサーを通して下の海へ入れました。これらのセンサーは、電子機器、バッテリー、衛星モデムを保持するカスタム設計されたエンクロージャーでサポートされていました。

毎日現地時間午後12時30分に、センサーの長さにわたって、光と温度の測定値が収集されます。これらの測定値は衛星経由で送信され、光彫刻は、センサーから対応するRGB値を用いてパルス光で氷の厚さを表示します。下の海は、青い光の点滅で表示されます。

Why did you make it?

このプロジェクトでは、大衆を北極海の海氷と結びつけ、設計及び製作に対し、オープンソースのアートベースSTEAMアプローチが、科学に貢献できると実証することが目的です。

デジタルアイスコアは、この種の氷が気候変動によって完全消滅する前に、視聴者が北極で複数年にわたる海氷を体験できるのです。「非常に古い(複数年)北極圏の氷は、過去33年間で95%も減少しています。」*このアートワークでは、視聴者が現在の氷の状態を目撃でき、時間の経過と共に氷の厚さが変化するのを見ることができます。また氷のデジタル/視覚的記録を作成し次世代と共有していきます。

アートベースデータの視覚化に加え、このプロジェクトは「Maker」ソフトウェアやデスクトップ製造ツールを含む低コストのオープンソースアプローチによって、科学機器を製造できることを実証しています。各ブイからの気圧と外部温度の測定値は、現在、国際北極圏ブイプログラムのデータセットに貢献しています。** このデータは科学的な目的で使用され、北半球の予報を開発するために数値天気予報モデルに依存しています。

*https://arctic.noaa.gov/Report-Card/Report-Card-2018/ArtMID/7878/ArticleID/772/Executive-Summary

** http://iabp.apl.washington.edu/maps_daily_map.html

How did you make it?

このプロジェクトの目標の1つには、製造とオープンソースまたはフリーソフトウェアへの「メーカー」アプローチを用いて、北極の過酷な状況に耐えられる科学グレードのブイを設計し構築できるかどうかを調べることでした。ブイはGrasshopperやFusion 360、Eagleを組み合わせ、モデル化されました。プロジェクトの中心は、Adafruit and Arduinoのオープンソース設計ファイルのマッシュアップからEagleに設計されたカスタム回路基板です。Eagleファイルはその後Fusion 360にインポートされ、エンクロージャーは寒冷バッテリーや衛星モデム、そしてセンサーと同様に、その周りに設計されました。波状パターンによってシンプルな形状が破壊されたり乱れるという審美的な目的で、外面の複数オプションがGrasshopperでコーディングされました。これらのFusionモデル及びGrasshopperモデルはMeshmixerで統合され、その結果、トロントのAutodesk Technology Centerのナイロン3Dプリンターで、3D印刷がされました。

デジタルアイスコアのデータ視覚化光彫刻はFusion 360でモデル化され、ストックパーツやウォータージェットカットパーツ、そしてハンドテクニックを使用し製造されました。光はArduinoコードにより実行される1,200以上のRGB LEDから発生しています。